おパブのその後の話

昨年はおっパブの女の子に一目惚れして通い詰めるガチ恋クソ客でしたが今回はその後のお話です。


2018年の終わり。おっパブで好きな人に出会うなんてしんどいものはもう止めだ、でも出会える気もしない、生きてきて何もなかった人生がこれから変わるとは思えない、もう恋なんてしないと思ったり、なんて言わないよ絶対と思えるほど人を好きになりたいと思ったり、時に怪獣のバラードを聞きながら人を愛したい!のか?と泣いたりとやたらと情緒がガタガタ揺れ動く日々。


おぱぶだタバコだ治安クソ最悪の夜の街だので荒れ狂った私を心配してくださった友人より、お昼の同性愛者が集う会合に足を運んで安全性が確保された空間で人との関わりを持った方が良いと思うよな話を貰ったことをふと思い出し、一旦落ち着いてまずはそれに参加をすることを決めたのでした。


そういう会合の一覧が載ってるサイトを眺め、ちょうど良い場所や日程や主催者の人となりを確認し、即予約を入れます。やったことはないくせに友人から入る情報により予習だけはしっかりしてあるので手が早い。


当日は都内の普段足を運ばない町に出かけ、広いレンタルスペースに15人ほどの女性と共に、主催者が振る舞う料理を食べながらお酒を飲んでお話をするというものであり、当たり障りのないお話をしてはよく笑いよく食べ、連絡先の交換をしたり一緒に写真を撮ったりしたのでした。


普段アイドルの現場に行ってはおたくを眺め極力関わらないように身を潜めて静かに過ごし、アイドルとのツーショットでは推しメンの横で頑なに顔を隠す自分が、この場で我慢し、ニコニコと笑ってダブルピースで撮られるのは胃がはち切れそうなほどに苦しかったことをよく覚えています。


知らない人とお互いの性質を隠しながらに様子見をし、敵対していないことを伝えるために仲良さげに笑い合い、そして出会った記念に笑顔で写真を撮る。ごく自然なことです。もはやこれは日常です。とはいえ私にとっては非日常のものでありました。楽しくないのに笑うってなんだ?と思いながら普通と言われる空間に居続けることが地獄であることに深く絶望しました。適応出来なさが凄い。おたくの悪口で笑顔になる私にとって、あのほのぼの空間は清すぎて眩しかった。


会が終われば人々が路上に溜まり、二次会どうする?など話し合っており、動くに動けない空気になる中で少ない社会性を出し切った私はこれ以上いたら死ぬと思い、ヘロヘロと1抜けをし、気がついたら駅まで向かう道中、風俗のお店に予約の連絡をしていました。


受付へと連絡がつながったと思いきや、希望をしているキャストの人が既に帰社しているという案内をされ、そこで力尽きたため大人しく帰宅を決め、喪失感に包まれながら一緒に撮った画像やありがとうございましたのラインのメッセージに元気よく返事をして1日を終えたのでした。


これが12月の話。


ここから熱が出たり大きな風邪を引いたりしました。どれだけ情けない生き物なんだよ。


風邪を引きながらにその会合のことや、おっパブの好きであった若い女の子のことを考えてはブログを更新したのが2つほど前の記事になります。


そして2019年。


もはや自分に残された手はクラブイベントしかないと意思が固まりました。どう考えても危険ではありますが、自分のような人間は昼間に就活のようなことをして人脈を築くことは無理であると見切りをつけました。


あの場で苦しんでいたのは自分だけなのだろうかと思いつつ、会合に何度か足を運んでいた友人に、あれは楽しいものなの?と尋ねたところ、楽しいわけねーだろ!!とキレられたので、我らにはしんどいものなのだなということが良く分かり、再チャレンジの意思を遠くに投げてしまいました。諦めが早すぎる。


ということでクラブイベントに行くことに決めたものの行きたくない。あまりの行きたくなさに行く理由をつけるためにぴかぴかの革靴を買いに行く始末です。クラブ感のある服装などしたことが無いため、精一杯の見栄張りシューズです。


これを買ってしまったからには絶対に行くぞと決めたもののそれでも行くのが嫌。本当に嫌だ。陰キャだし。おたくだし。本当に嫌。出会いを求める人間とは思えないほどのこのわがまま。目が覚めたら可愛い女の子が降ってきて欲しいしあわよくばヒモになりたいだの思想がゴミ。彼女欲しいと空飛びたいを同列で語るゴミ。


いややいややとうだうだしてると、既婚者の友人がついて行ってあげようと助け舟を出してくれました。本人がしょうもなくとも周りの人に恵まれているところがあるのでそこだけは胸を張れますね。よくもまあどこにも行きたくないし愛想を振り回したくないし恋がしたいとか言ってる人間に優しく出来ますよね。行くのが嫌すぎて半泣きになりながらもその温かな好意(冷やかしがどれだけ有ったのかは知る由もない)を即受け取り私たちはやたらデカいクラブイベントに足を運んだのでした。